2026.10.31

どうも!てんのうです!

 

11月のGⅠ・小倉競輪祭、そして年末のKEIRINグランプリ出走へ向けて、各選手にとって賞金の積み上げが重要となる時期に入ってきた。

 

今回の防府競輪開設記念「周防国府杯争奪戦」も、単なる記念競輪ではなく、年末の大舞台を左右する重要な一戦となる。

その中でも、今開催で最も注目を集める存在といえば、地元のエース・清水裕友だろう。

清水にとって防府記念は、賞金を積み上げるためだけの開催ではない。

 

2018年、23歳で初めて地元記念を制すると、そこから圧倒的な強さで優勝を重ね、前人未到の同一記念6連覇という偉業を成し遂げた。

 

惜しくも7連覇には届かなかっただけに、今回は地元タイトル奪還への思いも強いはずだ。

 

地元ファンの大声援を背に、再び防府の主役に返り咲けるか。清水の走りから目が離せない。

 

〜充実の中国勢が清水を強力バックアップ〜

 

今回の中国地区は、清水を支える強力な自力型がそろった。

 

世界選手権帰りの太田海也を筆頭に、6連覇時の決勝で2着に入った取鳥、さらに伸びしろ十分の猿樂と岡山勢は非常に魅力的な顔ぶれ。

 

加えて、何度も連係してきた町田も控えており、清水にとっては頼もしい仲間であると同時に、時には優勝を争うライバルにもなる。

これだけの自力型がそろえば、中国勢による上位独占も決して夢ではない。

 

誰が前を任され、どのようなラインを形成するのか。清水を中心とした中国勢の結束力は、今開催の大きな見どころとなる。

 

〜SS班・郡司は賞金上積み、南は巻き返しへ〜

SS班からは郡司浩平と南修二の2人が参戦する。

 

昨年のKEIRINグランプリ覇者である郡司は、今年もSS班を維持するために賞金の上積みが欠かせない状況。

10月の松阪記念を制し、寬仁親王牌でも決勝5着と着実に結果を残してきた。

 

ここでも上位進出を果たし、競輪祭へ向けてさらに弾みをつけたいところだ。

 

一方の南修二は、ここ最近やや波に乗り切れていない印象もある。

持ち味である鋭い差し脚を発揮できれば上位争いに加わる力は十分。

 

今開催をきっかけに、本来のリズムを取り戻したい。

 

〜四国勢はGⅠ覇者を支える松本貴治に注目〜

四国勢では松本貴治に注目したい。


前回の記念開催では清水を破っており、実力は申し分ない。

 

今年は犬伏がオールスター、石原颯が寬仁親王牌を制覇。

 

四国から立て続けにGⅠ覇者が誕生したが、その両者の決勝で連係し、存在感を示してきたのが松本だ。

 

仲間をグランプリへ送り出したいという思いもあるだろう。

 

直前の熊本記念では決勝6着。

 

中3日での参戦となるだけに疲労面は気になるが、ここで好結果を残して競輪祭へ向かいたい。

 

さらに、寬仁親王牌で存在感を示した室井蓮太朗、好調を維持する小川真太郎、そして経験豊富な小倉竜二ら徳島勢も侮れない。

 

四国と中国の中四国連係が実現すれば、勢力図を大きく変える可能性もある。

 

〜山口拳矢、菅田壱道もGP争いへ勝負の開催〜

 

直前の熊本記念を制し、賞金を大きく積み上げた山口拳矢も見逃せない。

寬仁親王牌では予選を突破できなかったものの、その前には岐阜記念を制覇しており、近況の流れは悪くない。

 

中3日での参戦となるため疲れは心配だが、持ち前のスピードと自在性で自ら活路を切り開けるか。

 

北日本勢では菅田壱道に注目。

直前の熊本記念はやや物足りない結果に終わったが、賞金面ではまだグランプリ出場への望みをつなげる位置にいる。

 

渡部幸訓との連係を基本に、関東の小林泰正や南関の郡司、佐々木龍、渡邉雅也らとの連係も視野に入る。

 

ラインの組み合わせ次第では、非常に面白い存在となりそうだ。

 

九州勢は全体的にやや手薄な印象もあるが、地元地区の開催だけに上野優太や阿部英斗ら若手の奮起に期待したい。

 

〜防府の主役を巡る戦い、年末へ向けた重要な4日間〜

 

今回の防府記念は、清水裕友の地元タイトル奪還という大きなテーマに加え、競輪祭、そしてKEIRINグランプリへ向けた賞金争いという側面も持っている。

 

清水が再び地元の頂点に立つのか。

 

それとも郡司、松本、山口拳矢らがその前に立ちはだかるのか。

 

各地区の思惑とラインの結束が交錯する中で、どの選手が勝負どころで主導権を握るのかが鍵になる。

 

地元の誇りを懸けた清水の走りと、年末の大舞台を見据えた強豪たちの意地。

 

防府バンクで繰り広げられる熱戦に注目したい。