2026.10.10

寬仁親王牌は本日2日目を迎える。

初日は賞金ランキング上位選手が相次いで敗退する波乱の幕開け。

 

本日は二次予選Aで準決勝進出を懸けた戦いが行われ、メインのローズカップとなる二日目。

 

9R・S級二次予選A〜共同通信社杯覇者・佐々木悠葵〜

 

9月の共同通信社杯を制した佐々木悠葵に注目したい。

初日は冷静な立ち回りからまくり追い込みを決め、白星発進。

 

優勝後も勢いを維持しており、今大会でも関東勢を引っ張る存在として期待が高まる。

 

今日は同期の坂井を番手に、吉澤が3番手を固める関東ライン。

 

3車の結束力を生かし、準決勝進出を狙う。

 

共同通信社杯覇者として勢いに乗る佐々木が、好位から勝負を決めるのか。

 

それとも新山が先行力で押し切るのか、町田が積極策で波乱を呼ぶのか。

 

3人の自力型がそれぞれの持ち味をぶつけ合う、見応え十分の一戦となりそうだ。

 

10R・S級二次予選A〜昨年王者・嘉永泰斗は苦境を乗り越えらるか?〜

 

注目は昨年の王者の嘉永泰斗。

9月の共同通信社杯、岐阜記念と苦戦が続き、今開催も初日は5着。

 

ローズカップ進出を逃し、二次予選Aから準決勝を目指すことになった。

 

ただ、昨年も一次予選で3着に敗れ、二次予選B回りとなる試練を乗り越えてGI初制覇を達成している。

 

連覇とS級S班維持に向け、ここで巻き返せるかが大きなポイントだ。

 

中国勢が主導権を握るのか、嘉永が王者の意地を見せるのか。

 

そして山口のまくりが届くのか。展開ひとつで結果が変わる一戦だ。

 

11R・S級二次予選A〜斡旋停止明け眞杉が本領発揮か〜

 

11RはS級S班の眞杉に注目したい。

約2か月ぶりの復帰戦となった初日は、打鐘からカマシ先行で小原佑太から主導権を奪った。

 

結果こそ伴わなかったが、ブランクを感じさせない積極策は好材料だ。

 

二次予選では菊池と連係し、準決勝進出を目指す。

 

眞杉と菊池の連係が結果につながるのか、それとも山崎や根田がスピードで上回るのか。

 

準決勝への4枚の切符を懸けた争いから目が離せない。

 

ローズカップ〜脇本兄弟の連係〜

 

2日目のメインとなるローズカップ

 

注目は脇本勇希と脇本雄太の兄弟ライン。

 

並びは

福井勢が脇本勇希-寺崎-脇本雄太の3車ライン。

郡司-深谷の南関勢。

吉田-阿部拓真の同期ライン。

古性-荒井の西日本コンビが続く4分戦。

 

最大の見どころは、唯一の3車ラインで兄弟連係の福井勢。

脇本勇希が主導権を握り、寺崎が番手から抜け出す形が基本となる。

 

普段は自力主体の寺崎、番手を回った際にも結果を残してきた。

 

初タイトルを獲得した2025年オールスター決勝や、9月の共同通信社杯一次予選でも、番手から勝負を決めている。

脇本雄太は3番手を固める。

 

兄弟でG1の大舞台を走るだけに、通常以上の気迫が感じられる連係となりそうだ。

 

脇本勇希が先行役を担い、寺崎が抜け出す展開を脇本雄太がどこまで支えられるか。

 

福井勢がラインの厚みを生かせるかが、レースの第一のポイントとなる。

 

対する郡司-深谷の南関勢が立ちはだかる。

深谷は自力で戦うことの多い選手だが、今開催の初日も松井の番手から1着を獲得。

 

前を任せた選手の力を引き出しながら、最後はタテ脚で勝負を決めた。

 

今回は郡司の後ろを回る。

 

郡司が好位置から仕掛ければ、深谷が直線で伸びる形が考えられる。

福井勢が先行しても、南関勢が好位を確保できれば逆転の余地は十分にある。

 

古性も侮れない。

3連対率79.6%の安定感を誇り、展開に応じて自力と追い込みを使い分けられる自在性が持ち味。

 

9月の奈良記念では自力で優勝しており、荒井との連係でも柔軟な対応が求められる。

 

吉田拓矢-阿部拓真の同期コンビ。

強力なラインがそろうなかでどの位置を取るかが重要になる。

 

4分戦だけに、各ラインが互いを警戒すれば仕掛けの順番は複雑になる。

 

早めに動くラインが出れば、後方の選手にも一気にチャンスが生まれるだろう。

 

阿部拓真は先年の競輪祭は吉田の後ろから初タイトルを取っただけに相性の良さを発揮できるかも注目だ。

ローズカップは、福井勢が3車ラインの利を生かして主導権を握れるかが鍵。

 

寺崎を中心に見るのが基本となるが、郡司-深谷の南関勢や、展開に応じて動ける古性の逆転も十分に考えられる。

 

兄弟連係の話題性だけでなく、各ラインの位置取りと仕掛けの判断に注目したい。

 

初日の波乱によって賞金ランキング争いにも緊張感が増している。

 

ここでの勝ち上がりは準決勝進出だけでなく、グランプリ出場へ向けた賞金争いにも直結する。

 

実績者が力を示すのか、それとも新たな選手が大舞台で存在感を示すのか。

 

ラインの結束、仕掛けの判断、最後の直線での踏み比べが勝敗を分ける。

 

二日目の寛仁親王牌も

緊迫した戦いから目が離せない。