2026.11.08

どうも!てんのうです!

 

四日市記念「泗水杯争奪戦」は、いよいよ最終日を迎える。

小倉競輪祭を目前に控えた重要なシリーズも、残すは決勝戦のみ!

 

S班の寺崎浩平、古性優作をはじめ、地元の浅井康太、そして勢いに乗る中野慎詞や森田優弥ら、個性豊かな9名が最後のタイトル争いに挑む。

 

準決勝では実力者が意地を見せる一方、若手の躍進も光った。

 

果たして最後に笑うのは誰なのか。まずは準決勝を振り返っていきたい。

 

〜準決勝を振り返る〜

 

10Rは森田が見事なまくりを決め、寺崎との激しい勝負を制した。

先手ラインの3番手を確保した森田は、最終バックから鋭く仕掛けると、そのまま押し切って3連勝。

 

寺崎も後方から猛追したが、タイヤ差で届かず2着となった。

 

3着には森田を追走した桑名が入り、関東勢がワンツースリーを独占。

 

寺崎が勝ち上がると見られた一戦で、森田が実力を証明した。

 

11Rは地元の浅井が貫禄の差し切り。

志田が果敢に主導権を握り、その番手から浅井が抜け出した。

 

2着には新田の仕掛けに乗った松谷、3着には新田が入った。

 

地元記念でしっかり結果を残し、決勝進出を決めた浅井。

 

地元ファンにとっても嬉しい勝ち上がりとなった。

 

そして12Rは中野が圧巻の逃げ切り。

脇本勇希が先に仕掛けたところを、中野がさらに叩いて主導権を奪取。

 

番手の和田圭は古性にさばかれて後退したが、裸逃げとなった中野は最後までスピードを緩めなかった。

 

古性が懸命に追い込んだものの、わずかに届かず2着。

 

脇本も3着に粘り、近畿勢も決勝への切符を手にした。

 

世界選手権帰りの中野が、世界で磨いた脚力を国内の競輪でも存分に発揮。

 

今回のシリーズで最もインパクトを残した走りの一つだった。

 

〜決勝戦の展望〜

 

決勝の並びは、

⑨中野-⑦新田-④松谷
①浅井
②森田 -⑥桑名
⑧脇本勇希-③寺崎-⑤古性

 

3車ラインを形成した北日本勢と近畿勢が中心となる構成。

 

そこに森田の関東ライン、単騎で臨む地元・浅井がどう絡むかがポイントになる。

 

まず注目したいのは中野。

 

準決勝では脇本の仕掛けをさらに上回るスピードで叩き切り、最後まで押し切った。

 

番手には新田、3番手には松谷と強力な追い込み陣が続く。

 

中野が迷わず主導権を握れば、北日本勢がレースを支配する可能性は十分にある。

 

特に新田にとっては絶好の番手戦。

 

中野のスピードを信頼し、最後は差し切りまで狙える。

 

対する近畿勢も強力だ。

 

脇本勇希-寺崎-古性という並びは、決勝の最大の見どころと言っていい。

 

脇本が先頭で積極的に仕掛け、寺崎が番手から抜け出す形が理想だろう。

 

寺崎は初日特選を制したものの、準決勝では森田に敗れている。

 

本人も初日以降の内容には納得していない様子だが、脚そのものに問題はないと話している。

 

ここはタイトルを狙うS班として、しっかり結果を残したいところ。

 

3番手の古性も侮れない。
今節は本来の状態には届いていない印象だが、そこは百戦錬磨の実力者。

 

近畿ラインが前々で勝負できれば、直線でのコース取りから浮上する可能性は十分にある。

 

そして忘れてはならないのが森田。

 

準決勝で寺崎を破った勢いは本物。

 

桑名との2車ラインで、強力な3車ラインに対抗するには位置取りと仕掛けのタイミングが重要になる。

 

早めに動けば後ろの桑名にもチャンスが生まれるし、他ラインの踏み合いを見極められれば森田自身の一撃も怖い。

 

地元の浅井は単騎での戦い。

 

ラインの援護がない厳しい条件ではあるが、準決勝の走りを見る限り、タテ脚の切れは健在。

 

地元記念の決勝で簡単に引き下がる選手ではない。各ラインの動きを冷静に見極め、最後の直線で鋭く突っ込む場面に期待したい。

 

今回の決勝は、先行力のある中野と脇本、番手から勝負できる新田と寺崎、そして3番手から脚を伸ばす古性という構図が非常に面白い。

 

四日市の見なし直線は62.4メートル。

最後まで脚を残した追い込み選手にも十分にチャンスがある。

 

人気の中心だけでなく、ラインの3番手や単騎の浅井まで含めて考えることが重要だ。

 

若手の勢いがそのまま記念制覇につながるのか、それともS班が貫禄を示すのか。小倉競輪祭を前に、それぞれの選手が自信をつかむためにも負けられない一戦。

 

泗水杯争奪戦の頂点を懸けた最後の勝負。

最後の最後まで展開を読み切り、しっかり狙っていきたい。