四日市記念初日展望
2026.11.05
どうも!てんのうです!
冬の足音が近づいてきた11月。
大一番となる小倉競輪祭を目前に控え、四日市競輪場で豪華メンバーが集結する「泗水杯争奪戦」が幕を開ける。

S班からは寺崎浩平、古性優作の近畿コンビが参戦。
さらに新田祐大、松浦悠士、坂井洋、そして地元の重鎮・浅井康太ら、全国から実力者が顔をそろえた。
競輪祭を前に各選手がどのような状態で臨むのか。タイトル争いを占う意味でも、見逃せないシリーズとなりそうだ。
〜初日特選の見どころ〜
シリーズの中心は、やはり寺崎、古性の近畿コンビだろう。

寺崎の持ち味である圧倒的なスピードに、古性の卓越した判断力と自在性が加われば、他地区にとっては非常に厄介な存在となる。
寺崎が主導権を握るのか、それとも得意のスピードを生かして仕掛けるタイミングを探るのか。
古性がどの位置から勝負に出るのかも大きな注目点だ。

対抗勢力では松浦、坂井にも注目したい。

ともに展開への対応力があり、自分の持ち味を発揮できれば上位争いに食い込む力は十分。

新田祐大も含め、各ラインの仕掛けどころが勝敗を大きく左右することになりそうだ。

〜今シリーズの注目選手〜
今回、個人的に最も注目している若手の一人が、127期の三神遼矢だ。

ナショナルチームで鍛えられた脚力は折り紙付き。
特別昇級後も着実に結果を残しており、将来は北日本を背負って立つ逸材と期待している。今回は9車立ての初記念。
これまでとは違う顔ぶれ、そしてレースの流れの中で、どこまで自分の力を発揮できるかが楽しみだ。
ここで小さくまとまる必要はない。
若さと勢いを武器に、積極果敢に攻める競輪を見せてもらいたい。
結果だけでなく、その内容にも注目したい選手である。
また、2班格付けながら実力的には予選クラスで主役を張れる森田優弥。

前節のF1優勝の岩井芯にも注目。

若手の自力型では地元地区から棚瀬義大、捲りに定評ある福永大智も面白い存在。
こうした選手たちが強豪相手にどこまで通用するのか、シリーズを通じて追いかけたい。
さらに見逃せないのが、世界選手権を終えて帰ってきた中野慎詞。

世界を相手に磨いてきたスピードと脚力を、今度は国内の競輪で存分に発揮してくれることを期待したい。
国際舞台での経験が、レース運びにどのような変化をもたらしているのかも注目ポイントだ。
そして、地元の重鎮・浅井康太。

地の利に加えて、目標となる選手にも恵まれそうな今シリーズは、地元Vを狙う絶好の機会となる。
地元ファンの声援を背に、どのような立ち回りを見せるのか。
柴崎俊光ら地元勢の走りも含め、四日市勢の奮闘には期待が高まる。

そして注目したいのは、四日市バンクの特徴である。
夏場はバックストレッチが追い風傾向となり、スピードが出やすい高速バンクとなるが、この時期は風向きが変わり、バック側が向かい風になる傾向がある。

そうなれば、長い距離を踏み続ける先行選手にとっては厳しい条件となり、一気のカマシやまくりが威力を発揮する場面も増えてくるだろう。
そして、もうひとつ忘れてはならないのが直線の長さだ。
四日市の直線は62.4メートル。

追い込み選手にとっては十分に見せ場を作れる舞台であり、番手からの差しはもちろん、3番手から鋭く伸びてくる選手にも警戒が必要となる。
特に高配当を狙ううえで重要になるのが、ラインの3番手の存在。
人気を集める自力型や番手選手ばかりに目を向けるのではなく、その後ろで脚をためる選手までしっかり確認しておきたい。
展開ひとつで3番手の選手が突き抜けるシーンも十分に考えられる。
風向きとライン構成、この二つを意識することが攻略のポイントになりそうだ。
小倉競輪祭を目前に控えた今回の四日市記念は、実績十分のS班が力を見せつけるのか、それとも勢いのある若手が強豪を相手に波乱を巻き起こすのか、非常に見どころの多いシリーズとなった。
予想を組み立てる際には、選手の格や近況成績だけで判断するのではなく、四日市特有の風向き、ラインの組み合わせ、そして直線で伸びてくる3番手の選手まで丁寧に見極めたい。
本命筋で順当に決着するレースもあれば、思わぬ伏兵が台頭して高配当を演出するレースもあるはず。
豪華メンバーの競演を楽しみながら、穴をあける選手を見逃さず、今シリーズも狙いを定めて勝負していきたい。
