四日市記念3日目展望
2026.11.07
どうも!てんのうです!
四日市記念「泗水杯争奪戦」は、いよいよ3日目。

シリーズも佳境を迎え、ここからは決勝進出を懸けた準決勝が行われる。
2日目の二次予選では、寺崎が連勝を飾り、中野、新田、浅井ら実力者も順当に勝ち上がった。
一方で、各レースでは若手の積極的な仕掛けが目立ち、実績上位の選手にとっても簡単には勝たせてもらえないシリーズとなっている。
準決勝は10Rから12Rまで、それぞれに見どころのある好カードがそろった。
各ラインの構成と仕掛けどころを読み解きながら、決勝進出を懸けた戦いを展望していきたい。
〜二次予選を振り返る〜
まず存在感を示したのは寺崎。
初日特選では長い距離を踏んで押し切り、二次予選では持ち味のスピードを発揮して連勝。

先行だけでなく、まくりでも勝負できることを証明した。
競輪祭を目前に控えたこの時期に、これだけ安定した走りを見せられるのは大きな強み。
今シリーズの優勝候補として一歩リードした印象だ。
中野も見逃せない。
世界選手権帰りながら初日から積極的な競走を披露。
二次予選では新田が番手から差し切ったものの、中野自身も粘り強く2着を確保した。

新田の差し脚も鋭く、北日本勢の連係は今後も楽しみだ。
地元勢では浅井が岩井を目標に番手差しを決め、柴崎俊光も続いて地元勢の上位独占。
岩井の積極的な仕掛けを勝利につなげた浅井の判断力はさすがだった。
一方、12Rでは和田圭が差し切り、古性も3着で準決勝進出を決めたが、状態面にはまだ注目が必要だ。
〜10R準決勝・寺崎浩平の3連勝なるか〜
並びは、
⑧城戸-②松浦
①寺崎-⑦三谷
③森田-④桑名-⑥紺野
⑨岩井-⑤棚瀬
ここは寺崎 が中心。
初日特選、二次予選と連勝しており、先行でもまくりでも勝負できる強みがある。
三谷竜生との近畿ラインは強力だが、松浦の存在には警戒が必要。
城戸との連係から好位を確保できれば、寺崎の仕掛けに合わせて逆転を狙ってくるだろう。
穴で面白いのは森田 のライン。桑名、紺野と続く3車ラインで、森田が積極的に主導権を握れば後ろにもチャンスが生まれる。
四日市の長い直線を考えれば、番手の桑名だけでなく、3番手の紺野が最後に突っ込んでくる展開も十分に考えられる。
人気の寺崎だけで決めつけず、3番手まで目を配りたい一戦。
〜11R準決勝・浅井康太に地元記念の大一番〜
並びは、
④志田-①浅井-⑥柴崎
②北津留-⑨小川
③新田-⑦松谷
⑧福田-⑤坂井
ここは地元の浅井が最大の注目。
志田という積極的な自力型を目標に得たのは大きく、志田が思い切って主導権を握れば浅井に絶好の展開が訪れる。
3番手には柴崎俊光も控えており、地元勢3人の連係は大きな武器となる。
ただし、別線も強力。
新田は松谷を連れて自力勝負。
二次予選で見せた差し脚の鋭さを考えれば、ここでも軽視はできない。
北津留の一発も怖く、福田稔が積極策に出れば、番手の坂井にもチャンスが巡ってくる。
志田がどこまで主導権を握れるか。
そして浅井が地元ファンの声援を背に決勝への切符をつかめるか。
地元勢の意地に期待したい。
〜12R準決勝・古性の巻き返しと中野の挑戦〜
並びは、
①中野-⑦和田圭
④脇本勇希-②古性
③岩本-⑥佐々木和紀
⑨岩津
⑤山田庸平-⑧井上
最後の準決勝は古性の巻き返しが焦点。
脇本勇希を目標にできる構成で、脇本が積極的に仕掛ければ、古性が得意の番手戦から勝機を見いだせる。
ただし、後ろの援護がない2車ラインだけに、古性自身の判断力と対応力が重要になる。
対する中野は、ここまで積極的な競走を続けている。
今回も自分のスタイルを貫いて主導権を握れば、和田圭との北日本ラインが有利に運べる可能性は十分。
若さとスピードで古性に挑む構図は非常に面白い。
さらに注目したいのが単騎の岩津。
ラインを組まずに戦うだけに、どの位置を確保するかがポイントとなる。
好位を確保して脚をためられれば、四日市の長い直線を生かした突っ込みも十分に考えられる。山田庸平-井上の九州ラインも含め、最後まで展開の読みにくい一戦だ。
〜決勝進出を懸けた勝負の一日〜
今回の準決勝は、どのレースも主導権争いが重要になる。
寺崎の勢い、浅井の地元への思い、古性の巻き返し。
それぞれに見どころがあるが、人気選手だけでなく、番手や3番手、単騎選手の動きまで見極めることが高配当への近道となる。
小倉競輪祭を目前に控えた泗水杯争奪戦。
決勝の舞台に立つ9人は誰になるのか。
各ラインの思惑を読み解きながら、勝負の準決勝を楽しみたい。
