2025.07.12

四日市

四日市10R〈民間19:37〉

 

大学2年時にインカレ自転車競技1キロTTのチャンピオンに輝いた野上竜太。

タイトルを手にして競輪選手となった野上に待っていたのは競技と競輪との違い、前評判の高さとの葛藤。

 

初優勝はデビュー4場所目の別府での完全優勝。

順風満帆に思われるが、同時に競輪の難しさが野上を襲った。

 

競技は個人が勝てばいいがラインが存在する競輪。

 

そこに悪戦苦闘の日々だがそれでも「ラインで」という言葉を口にし競輪へ意識を高めている。

 

持ち味はダッシュだがラインで勝ち上がるために自分でレースをつくり、後ろの気配も気にしながらのレースをしている。

 

素質は競技で実績を挙げているし、申し分ない。

 

来るべき時が来れば野上の素質も一気に開花することだろう。

 

相手の大利、下岡は先行選手と言えるのだろうか?

 

バック数27本の野上に挑めば道連れになる。

 

特選回りの下岡の昨日は追走しただけで後ろのライン3人を巻き添いに

本人は「初日は厳しい流れにはなったけど、思った以上に悪くない。」

と言っているがあの走りでほんとに悪くないと言い切れるのだろうか。

 

大利の昨日は中団確保も新鋭・佐藤の逃げに抵抗できず

なら今日は6番手では手も足も出ないので格上の下岡を後方に置き、野上を逃しその後ろを確保して直線勝負に持ち込みたい。

 

そんな自分の本線は

野上の先行を足掛かりに番手から抜け出す戸伏から狙う。

 

予選は中川の強襲で1着を逃すも昨日はきっちり野上を抜いての2着で今日も先手が予想される野上の番手でキッチリ差し抜ける。

 

昨日はライン丸ごと後方で何も出来ずの下岡に点数があるからと言う理由だけで本命にはできないし

あの走りを見て悪くないなんてコメントを出されても信用ができない。

 

ただA級降格で昨日よりもメンバーが軽くなって圧勝なんてあっても不思議じゃないが来たら諦めるがつく。

 

下岡をそっくり嫌うなら相手は逃げ残る野上

中団からレースを進める大利

昨日も内を鋭く切り込む玉手も穴候補

ダメと評価を下した下岡の3着くらいはありそう

下岡がダメな内から突っ込む坂上も3着候補に

 

〈買い目〉

6=237-12357