2025.07.05

小松島

小松島12R〈民間16:15〉

バンクを駆け抜ける車輪の音、観客のどよめき、ゴール前の数センチを争う肉体と闘志のぶつかり合い。

 

競輪という競技は、観る者に熱狂と興奮を与えてくれる。

 

しかし、その表層の裏側にある「苦悩」に、どれほどの人が気づいているだろうか。

 

『競輪選手は、孤独だ。』

もちろんレースでは「ライン」と呼ばれるチーム戦術が存在するが最終的に勝敗を分けるのは、自分の脚と判断。

 

練習でも試合でも、責任のほとんどが自己にある。

 

結果が出なければ、それは自分が弱いという事実を突きつけられる。

 

それは、メンタルにじわじわと響く。

 

トレーニングでは黙々とペダルを踏み、限界を超える感覚を繰り返す。

 

自己管理にも神経をとがらせ、365日、身体と心を管理し続けオフの日でさえ、完全に休めることは少ない。

 

そんな過酷な競輪選手

古性優作もその一人

初日は単騎ながらも外並走のキツイ展開ながらも森田に負ける。

 

絶対王者らしかぬ負け方。

 

昨日は土生の勢いもらい古性らしい1着。

 

今日は再び前回りで地元小倉がつく責任重大なレース。

 

王者として勝ちを約束されている中のプレッシャーに打ち勝つことができるのか?

 

番手小倉は引き続き調子をキープし今日は古性の降臨だけを見て勝ち上がりを狙いたい。

道場は昨日と同じ岩本と朝倉

きっちり3人で決め切っているので今日も心強い。

 

S班岩本は昨日同様に道場絶対信頼

今日の道場に昨日のようなレースを期待し今日はシビアに番手から出ることもゼロではない。

 

もう一つの北ライン

宮杯のワンツーが記憶に新しい。

昨日も先行し佐藤慎太郎がきっちり仕事!

 

末が甘くなり最後は4着に沈むもやはり佐藤慎太郎を信頼しての先行!

 

番手佐藤慎太郎はケガから少し低迷したが小松島ではキッチリ仕上げて1.1で本来の佐藤慎太郎が戻りつつある。

 

今日も菅田の仕掛け次第では久しぶりの記念決勝もあるぞ!

 

そんな自分の本命は

 

昨日同様の道場先行からの番手発進もありよ岩本に期待。

 

3番手朝倉もしっかり内を閉めての仕事!

 

一番弱いラインでそれぞれがやることを果たせばラインから1着を出すことは十分に可能。

 

弱いなら弱いなりの戦い方ってのがあるはず。

 

王者古性は優勝はあるものの初日同様何か少し足りない。

 

菅田と位置の取り合いがあれば今回なら負けてしまうなんて最悪なシナリオも浮かばれる。

ただ古性の悪いとはいいときと比べたらの話。

もちろんこんなところで大敗するような選手ではなくキッチリと確定板に乗るので相手には入れる。

 

決め打ちな菅田は後方に置かれることが多く8番手になることも多い選手なのでここは評価を落として予想。

 

各番手は好マーカー

 

地元の意地小倉のツッコミ!

 

菅田が後方でも佐藤慎太郎のツッコミは要注意!

 

〈買い目〉

2-157-1578

15-2-1578