2025.06.23

富山

富山12R〈民間15:51〉

 

岸和田のバンクに、また一つ歴史が刻まれた。

 

2025年の高松宮記念杯競輪は、脇本が圧巻の走りで完全優勝。

寺崎の力強い先行を最大限に活かし、最終バックからの番手捲りで他を寄せ付けなかった。

 

古性が懸命に追ったが届かず、2着。

東のエース郡司は安定感を見せ3着に食い込んだ。

 

脇本はこれでGⅠ10冠。

戦略とスピード、どちらも極まった走りに、ファンもライバルも脱帽

 

今の脇本には、もう敵なし

 

そんな、興奮冷めやらぬ今日

次なるGIへ向けてのF1開催が始まる

 

その開催場の一つ富山

 

競輪界のニューヒールこと

『纐纈洸翔』が参上

前回の四日市GIIIの3日間は徹底した中団取りに加え

後ろが地元の先輩だろうとおかまえなし!

 

あげく、準決勝敗退をして途中欠場

 

ライン戦あっての競輪界でそれを無視する走り

 

まさしく競輪界のニューヒール

 

今日は単騎戦で纐纈のヒールっぷりの本領発揮

 

そのヒールに待ったをかける酒井雄多

 

バック数は二桁で逃げの決まり手もある選手だが中団で位置にこだわるレースもやる選手

 

もちろんライン3車と長く中西ラインが来なければそれを生かす先行もしてくる

 

だが、中西も行かなきゃ勝負にならない

 

富山のサンサンくらいなら一発ドカーンと仕掛けてくれば纐纈なんかはアッサリ後方なんて十分にある

 

纐纈はその後方を持ち前の競輪力、ダッシュ力でどうカバーできるか

 

もちろん纐纈の能力はこの7人を見てもダントツで認める

 

そんな本線は

酒井と四日市好調の佐藤博紀の一騎打ちに期待したい

 

3番手の佐々木雄一も前回3番手から優勝とラインの3人まとまて好調

 

〈買い目〉

4=7-135

4=5-137

4-1-357

 

漢字の競輪は『ライン』

 

まさにそれを体現するレースになるはず

 

ただ、決して纐纈は悪いことをしているとは思わない

 

自分のためにはもちろん

車券を買ってくれるお客さんのために1着を取る

 

昨日の宮杯を見て選手、ファンも思うことがある

 

まだまだ漢字の競輪も捨てたもんじゃない!